家族と言う名の箱庭で⑲ ~ニートの兄を作った人たち~

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あとがき

多分男の子だったらお弁当の見た目や中身なんていちいち気にしないんだろうなあと思います。
むしろ肉だけでよい!みたいなイメージ。
でもこれは思春期で他人の目がやたら気になっていた13歳。
お弁当の中身がどう見られているか、これがすごい重要なことだった。

母のご飯や家事の出来なさはまた後日触れたいと思いますが、今思うと母のおかげで料理好きになって、
自分で料理を早めに覚えられることになったので結果良かったのかもしれない…。
でもやっぱり「お母さんの美味しいご飯が好き!」そういう子供になりたかったなあ。

そして家で何もしていない兄の分まで作るのもほんとうにモヤモヤしていた。
どうせ家の事何もしないなら兄が作ればいいじゃん…。

そんな感じで小さな不満がジワジワ溜まっていくことになりました。

つづく

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