家族と言う名の箱庭で⑤ ~ニートの兄を作った人たち~

※今回はちょっと痛い表現があるので苦手な方は注意※

前回の続きは→こちら

 

あとがき

これは小学2年生なのではっきり痛みも恐怖も覚えています。
ブロック塀から落ちた後の痛みは今でもトラウマ。

もちろん危険な遊びをしていることが悪いのだけど、なぜふざけて突き飛ばすことをするのか。
本当にいつも突然なので何をされるか予想が出来なかった。

次の日誕生日会が友達と行われることになっていたのだが、もちろん怪我の為延期。
本当に悲惨な日だった。
深夜の病院だったため、太ももの縫い方や処置が悪かったのか、傷はその後引き攣れて痛みは数年治まらないしケロイドのようになり今でも跡が残っています。

そして謝罪はもちろんなしどころか、返ってきても始終ニヤニヤしている兄。

一番悲しかったのが、母が怒鳴りつけるくらい怒ってくれなかったこと。
父の方が多分怒っていた気がする。

このあたりから母の性格にも問題があるのかなと思い始めていた…。

つづく

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