彼はそっとフェードアウトしていった【カサンドラ離婚話⑳】

アゴ山だよー。
カサンドラ離婚話⑳です。

 

病院の待合室でお義母さんと義妹や地元の人に田舎暮らしのHOW TOを叩きこまれ、今こそユーマの助けが必要でアイコンタクトをした。
ユーマは約束通り動いてくれた…が、

周りに圧倒されててぜんっぜん聞こえてない!!!
ボソボソ喋らないでもっとちゃんと喋ってほしかった。
誰一人ユーマの事なんて気にしてないし。

結局何ひとつ届かぬままユーマはフェードアウトしていった。
何も危ない人たちから私を助けてと言ってるわけじゃないよね?
ユーマの身内だよね?

お見舞いに来ただけなのに囲まれてこっちの暮らしのルールを叩きこまれ、知らないと言ったら責められて唯一頼りたい人は助けてくれず気まずそうに棒立ちをしている。
色々な感情がこみ上げてきてほんと泣きそうになったよ…。

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でも自分の親が同居を期待してたら、この場で言いにくいのもわかるんだけね…。

それでも責められてたら救いの手を差し伸べてくれても良いんじゃない?って思うけど!

義妹は相変わらずきつくて無理!
この人に真面目に答えると、余計につけあがってきつい事を言われるので私は知恵を絞って義妹への対応を考えた。

あとがき

 

バカな子のフリをしたら義妹もこれ以上言っても意味無いと悟ったのか諦めてくれたよ~!
何も言えず不満そうな顔をしてたのは気が付いたけど、このタイプには最後までアホの子のフリが多分一番効くはず…!w

結局ユーマは助けてくれようとはしてたけど何も言えずフェードアウトするし!
あの時は自分の家族から言いにくいのかな?なんて思ってたんだけど、私があの場であれしてこれしてって言わなかったから何もできなかったんだと思う。

つづき

このブログの作画は公式ブロガーの鳥頭ゆばさんに描いて頂いています!

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