家族と言う名の箱庭㊴ ~ニートの兄を作った人たち~

前回↓

家族と言う名の箱庭㊳ ~ニートの兄を作った人たち~

※1コマ目は68000円の誤りです。

 

あとがき

本来なら数年は働いてお金を貯めて家を出たかったが、就職してすぐに家を出たため金銭的なことは毎日カツカツだった。
それでもあれだけ苦しかった家を出れた価値はある。
体はやっと自由になれたのだが、時々どうしてもニイトのことは気がかりで母から聞いてしまうこともあった。

母の回答も相変わらずで、ニイトも母も1ミリも変わらぬままだった。
金持ちだからニートでもいい、というのは私の中の個人的な考えであってもちろんその家庭も苦しみがあるのだと思う。

けれどどうしても、病気でもないのに怠慢で働きもせず、市営住宅に住む極貧な母を少しも助けようともしない。
そんな兄弟に心から嫌悪感があった。
少しでも自分の未来を想像して焦りもしないのか、一生このままで許してしまっていいのか?
そういう考えはずっと離れず、頭の中は不安でいっぱいだった。

つづく

お知らせ

発行書籍「夫と心が通わない~ カサンドラ症候群で笑えなくなった私が離婚するまでの話~

広告

アゴ山(原案)/鳥頭ゆばさん(作画)
是非よろしくお願いします!
感想なども頂けますと嬉しいです!

Amazon→こちら
楽天Books→こちら

「夫と心が通わない」の漫画の中身の試し読みがレタスクラブで公開中です!
書籍の中身が読めるので是非読んでみてくださいー!

その他

カサンドラ離婚話を最初から読む(最終話まで更新済)

プロローグ【カサンドラ離婚話】

このブログの作画は公式ブロガーの鳥頭ゆばさんに描いて頂いています!

0


アプリなら通知ですぐ読める!

NAPBIZブログ

NAPBIZブログ






同じカテゴリの記事