家族と言う名の箱庭で⑮ ~ニートの兄を作った人たち~

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あとがき

父について何度か聞かれたので父のことです。

簡単に言うと昭和の時代に居そうな典型的な亭主関白な父親でした。
常に自信家で弱気な事は一切言わず、私はいちも父の自慢話を聞かされていました。
子供の頃はそんな父がすごいな、と思っていたし、子供に対しては怒鳴りつけることはほぼなかったので子供の頃はそれなりに大好きでした。
(アニ太はもちろん毎日怒られていた)

ただ血が上りやすいのか他人との言い争いは多く、それがとても怖く感じていた。
でも決して誰かと殴り合いになるわけでもなく、争いごとも無かったのでそういう父親なんだ、と認識していました。

母親も普段は温厚だったし、父親は怖かったけど手は出してくるような人ではなかった。
昭和にあるような、ごく普通の父親だと思っていました。
(さすがに高速道路でケンカはねーよ!って思われるかもだけど、本当に昔はそういう人が結構いたんだよ…w)

つづく

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